21世紀を迎え、宇宙船・地球号が永く平和で、安全なることを、心から祈っております! 

● 環境は、人の心にしたがって、変化する。あなたの心が、けがれる時、環境もにごる。また、心も環境に、左右される。環境がよいと、あなたの心も、澄みわたる。私の環境を、考える年でありたい!

● 現代は、高度な知識が重んじられる、情報過剰の時代であり、知識ばかりが進んで、自己中心(ジコ虫)の心が、ますます激しくなる。現代人の、わがままな考えを、よしとする心が、家庭を乱し、社会を悪くし、世界平和を壊す、元になっているのである。ジコ虫に、気をつけよう!

● 現代は、情報過多の時代で、私たちの目は、外へ外へ、向けられている。私たちは、過剰な情報の中で、自分自身の心の中を、見る目を次第に失っている。悲しいことですね。あなた自身の心を、見つめなおそうよ!

● 科学は、物の法則を発見し、宗教は、心の法則を発見した。物と心、科学と宗教が、一体となってこそ、人類の平和がある。お互いに、おぎない合って、行きたいものですね!

● 病気をうらむ人は、病気から、のがれ難い、不幸をなげく人は、ますます、不幸を重ねる。さあ、顔を上げて、大空を眺め、この私の命を、見つめて、命の底力を、ひっぱり出せ。あなたの命を、大いなる宇宙の力に、結び付けて、大宇宙の力と共に、生きて生きて、生きぬくのだ。さあ、しっかりと、やろうよ、生かせ、いのち!

● お風呂で、身体を洗うように、この私の心を、きれいに洗うには、いったい、どうすればいいのでしょうか? 毎日、3度、3度、健康の為の食事や、お薬は忘れた事がないのに、心の健康のために、私はいったい、何をしているのでしょうか?

● あなたには、あなたにふさわしい、試練が与えられており、その試練(苦労)に耐えられるだけの、力も与えられているのです。その試練を乗り越えて、、自分の中にある、可能性を見いだし、それを実現する努力を、惜しまない人が、人生の勝利者となるのですね!

● 言葉で肉体は切れないが、心無い、コト刃(バ)が、人の心を切り刻む。心無いコト刃が、知らず知らずに、自分の心も切り刻む。誰もが持っている尊い心、み仏の心を育てていこう。他人のことを喜べる、人のことも悲しめる、そんな心を大切にしよう。どんな人や、どんな物でも、この私に関係ないものは、ないのだから!

● 布施(ふせ)・・・分けあいましょう、物も心も。
  「思いきって、親切な言葉をかけてみようね。その一言で、相手も変わるし、自分も変わるからさ」

● 持戒(じかい)・・・よい生活習慣を、持ちましょう。
  「正直者が、バカをみる事もあるさ。それで、また人生に、味が出てくるんだよ」                     
                                 hiyoko
● 忍辱(にんにく)・・・耐えましょう。希望を失わずに。

  「人間がつくっている、世の中だもの、この私に耐えられない、苦しみなんか、無いはずだよ」

● 精進(しょうじん)・・・コツコツと、努力を続けましょう。
  「失敗するって、とても大事なことなんだ、そこから、新しい道が開けていくんだよ」

● 禅定(ぜんじょう)・・・心を落ち着かせましょう。呼吸を整えて。
  「この私の、短所がわかれば、それだけ、人生に強くなるさ。自分の、長所がわかれば、それだけ、生き方が深くなるんだよ」

● 智慧(ちえ)・・・み仏さまの定規(価値判断)を、身につけましょう。
  「まあ、人の世とは、こんなもんだと思えば、たいていの事は、乗りきって行けるよ。そのうち、み仏さまの教えも、分かってくるさ」

●「先祖の血、みんな集めて、子が生まれ」
 父と母で二人、父と母の両親で四人、そのまた両親で八人、十代前で千二十
四人、
二十代前では・・・? なんと百万人を越すんです。
 数えきれない程の、いのちのバトンを受けついで、今ここに、自分の番を生きている。それが、あなたの命です。それが、私のいのちです。(相田みつを氏の詩)

●死んだ人を救いたい、と思ったら、生きている、この私が、み仏さまの教えを求めて、自分を変えて行くことですね。

●み仏の教えを、求める事がなければ、この私が迷うことも、ありません。ほんとうの道をさがす事が、迷いの始まりです。しかし、迷いの無くなる救いよりも、どこまでも安心して、迷って行ける道があるのですね。その事のほうが、この私にとっては、たのもしい。
(迷いや、つまずきや、苦しみは、この私を育てる、こころの栄養素だったのですね)

●「これから先の、この私の人生は、幸福か不幸かは、分からないけれども、どちらになっても、ダイジョウブと、たしかな覚悟が持てました」(ある仏教信仰者のことば)