幽霊なんか、恐くない!       
       

「霊」のキーワード
 @、虫の知らせ・夢の知らせ
 死や災いなどを、カラスの鳴き声・ぶきみな音や幽霊の姿・火の玉や夢・いやな臭いなどの前兆によって、知らされる事。
 A、生き霊・死霊
 生き霊(りょう)とは、生きている人の思い(恋心・うらみなど)が、他の人に災いをなす事。死霊(しりょう)とは、死ん だ人の思いが、私達にたたりを為すこと。
 B、離魂(幽体離脱)
 自分自身の幽霊(幽体)を見ると、死が近い事。人が死ぬと、幽体(透明人間のようなもの)は天井に昇って、皆の様子を見 たり、聞いたりしている。しかし、自分がしゃべったり、他の 人に触れたりしても、通じない。そのうち、真っ暗なトンネル に吸い込まれて、霊界へと行く。
                                    C、地縛霊・浮遊霊
  地縛霊(じばくれい)とは、その場所で不幸な死に方をして、そこに来た人に災いをなす、その場所にとりついた、不成仏霊のこと。浮遊霊(ふゆうれい)とは、空気中をただよっていて、自分と波長のあった人に取りつき、災いを与える成仏していない霊。
  地縛霊は幽霊屋敷や、ひんぱんに交通事故が起きる場所にいる ので、近寄らない事。病気でもないのに、急に体の調子が悪くなった(肩や背中に、重いものが乗っている感じ)時には、浮遊霊に取りつかれているので、お寺や神社でおはらいを、してもらう事。
  D、ボーダーガイスト・ラップ現象
  家の中の物が、勝手に動いたり、大きな音がする現象。成仏していない霊が、助けを求めている事が多いので、自分自身で、その霊の要求を聞いてあげるのが一番。もしくは、誰かが代わって、聞いてあげ、供養すればよい。
  E、結論
  最近では「コックリさん・学校の花子さん」などがあるが、オーバーな表現があり、どこまでが本当か分からない。
  幽霊や災いをなす霊は、私達に対して「助けてくれ!何とか分かって欲しい」という願いを示し、それが満たされない時に、悪さをするのです。だから私達は、いたずらに恐がったりせず、あわれみの心を持って、霊魂と対話をし、その要求をかなえてやれば、よろこんで成仏するのですね。